なにがなんだかわからない

どうしてかな。
前回の喧嘩から仲直りして数日の均衡が早くも崩れた。

そもそも、この数日間、違和感。
今までと違う雰囲気。
いつもと違う態度。
そして、私自身、いつもと違う気持ち。
無理矢理、均衡を保っていたのか。
平和を装っていたのか。

そして、昨日、また彼が怒りだした。
なんでそうなったのかよくわからないまま終わった電話。
なんで？
何が悪かったの？
何を直せというの？
結婚すること、結婚後の生活、神社での私のポジション、
そういったことが不安だと言った私に対して
怒っていたのか。
不安だとよく口にすることは相手に対して失礼だ
と言っていた。
それは確かに、そうだね。
信じていないみたいだよね。

でも、私が不安に思ったのは神社でのポジション。
私はそんなことにはならないだろうと思って言っているのに
彼は巫女として働くことをかたくなに拒否したから、
ほんとに私を神社で働かせるのがいやなんだろうなって思ってしまって、
巫女さんをさせることがいやなのかもしれないけど、
それ以上に神社で働かせること自体がいやなんだろうなって拡大解釈して、
私が望んでいる、結婚したら神職として神社で働きたいということ、
叶えられはしないのだろうと思ってしまった。
そして、その状態を私がどう受け止められるか、
それが不安だった。
神社の実状、置かれている立場を考えたらそんなにわがままは言えないこと。
そうだけど、それでも私の希望は希望として私の中にあって、
その状態で一生を過ごしていくことができるのだろうかというのは、
自分がおとなしい性格じゃないことを考えると、
黙ってついていくような性格じゃないことを考えると、
大丈夫かなって思ってしまう。

「別に、働くこと自体をだめと言っているわけじゃないけど、
周りの状況を考えて、飛龍が社頭に立つことで社頭の雰囲気が悪くなったり、
神社のためにならないようなことはできないということを
わきまえていてくれないと困ると言っているだけ」
若が何度言ってくれても、心配なんだもの。
信じられないのかもしれない。
私のために考えてくれるって事を信じられないのかもしれない。
でも、それは私の主張。
昨日のは、それだけではないような気がする。
“不安”とすら、口にしてはいけないの？

ほんと、わかんないから考えようがない。
反省のしようもないし。


「おとなしくついてくるような性格じゃないのわかってるし、
俺が持っている嫁さんのイメージどおりにはならないこともわかっている」
また、微妙なこと言ってくれるじゃない。
そして、パートナーでもいいんじゃないのかと前に言ったことについて、
「パートナーでも別にいいかなと思うけど、
それだったら、好きなことを好きにすればいい。」
「飛龍はあんまり自分の考えていることを主張しない方がいいかもしれない。
そうやって主張されて、対等でいようとすると
女を感じなくなる」

どうするのがいいのかわからないよ。
相手に合わせてばかりもいられないし、
かといって、自分のやりたいとおりにばかりもできないし。
バランスがわからない。
親しき仲にも礼儀ありって思ったけど、
実際、お互いを尊重する関係って大切だと思うけど、
本音で何でも話し合えるのとはどう並び立つの？
どの程度がどうなの？
バランスがちっともわからない。
私は、何でもみんな話ができる方がいい。
何でも本音で、考えたことをそのまま話ができる方がいい。
でも、それではだめなのでしょ？
言いたいこと言ってばかりではダメなのでしょ？
おもいやりがないから？
人の気持ちを傷つけることと本音で話すことが同義であることがあるから？

前回は自分を追い詰めてもダメだと思ったけど、
冷静に考えて対処しないとダメだと思ったけど、
今回は精神的に追い詰められている。
自分で自分を追い詰めている。
“精神の崩壊”なんて大げさなものではないけど、
それに近いところの安寧に逃げ込もうとしている。
なにがなんだかわかんないから、
理路整然と考えることができないから、
何もしようがないんだけど、
でも、でも、落ち着いていられないから、ぶるーになってしまう。

倦怠期だったりするのかな？
今週末、約1カ月ぶりに会えるから少しは変わるかな。

体も辛いし、仕事も辛いし、心も辛いし。
今日は最悪。