神社の一日

2002年6月1日
朝が早いから午前中が長い。
朝ご飯食べて、ちょっとお宮でぼけーっとして
社務所に降りてお勉強して、
別の神社の社殿の掃除をした。
午前中だけでこれだけのことができちゃうんだからすごい。
今日は1日だから神社もいろいろやることがある。
1日と15日はちょっと特別な日みたい。
いつもより念入りにお掃除したりするのかな。
若が御神木の紙垂を交換してた。
これは特に1日だからというわけではないらしいけど。
いつもは柵があって1m以上は近寄れない御神木のそばに
若が立っているのを見て、この御神木は本当に大きいんだなと
改めてその大きさを感じた。
なんとなく、遠近感がおかしくなって、
大きさをちゃんと認識していなかったみたい。
樹齢800年くらい、鎌倉時代あたりからそこにある杉の木。
若の神社には他にも大きな杉の木が何本もある。

この間の巫女さん正式採用はダメ騒動があったので、
なんとなく、お宮でお手伝いするのがちょっと抵抗あって、
でしゃばって手伝いしているのとか、巫女装束着させてもらうのとか
なんとなく避けたい気分で午前中は神様にご挨拶して
ちょっと境内にいただけですぐ降りてしまった。

そして、若のお母さんともう一つの神社の方のお掃除に行った。
こちらは普段は誰もいなくて、たまにしかお掃除できないらしい。
社殿に上がったのは今回初めて。
本殿の周りから掃き掃除をしてモップをかけて、
お供えを交換。
「ここは1500年くらい続いている神社だから、
今まで何人もの人がこうやってお掃除したんでしょうね。
その中のほんのちょっとの間を担えるってすごい事だと思うのよ」
お母さんはそうおっしゃっていました。
そして、私がお母さんのあとに続くのだなと思うと、
すごいことなんだなと改めて感じた。

お母さんがお出かけ中だったので
お客様へのお茶出しをお父さんに頼まれ、持っていったとき、
お客様に「娘さんですか」と聞かれて、
「いいえ、違います。」
「じゃ、巫女さんとかをするんですか」
「えっとー、そういうこともしますが、お手伝いに来ているんです」
く、くるしい・・・
なんて言ったらいいのか困ってしまった。
お客様的にはかなり”???”だったと思うぞ。

お母さんがすごいと思ったのは、
ちゃんとお茶とお菓子の準備をしてお出かけしたこと。
さすがです。
気が利いてるなぁ。配慮が行き届いてるなぁ。
私もこんな風になれるのかしら?

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