家族団らん
2002年7月9日7月7日のことです。
お昼ご飯、お父さんお母さん、妹夫婦、若と私がテーブルについたときお父さんが言った。
「これで次男のところがいたら家族全部だね。」
きゃー、はずかしい。
結婚するからでしょ?家族になっちゃうからでしょ?
なんか不思議な感じがした。
みょーにはずかしかった。
それと同時にちょっと幸せ、かな。
結婚してここに来たら、お父さんとお母さんと若と私の4人で生活することになるんだなと改めて思った。
妹夫婦はここから車で3時間くらいのところに住んでいるから
普段は一緒に暮らしているわけではない。
弟夫婦も関東に住んでいるから滅多に帰ってこない。
でも、お正月とかは全員集合しちゃったりするんだろうな。
だけど、神社だからお正月はてんてこ舞いの大忙しか。
家族団らんしてる場合じゃないのかもしれないね。
午後はどうしようかという話になって、お母さんが
「私、飛龍さんとどこか行ってこようかしら。」
実は、来るたびに私とお母さんとでよく出かけてる。
若は通常、土日は仕事だから私がヒマになるといけないと気を遣ってくれているのかな。
最初はお母さんと出かけると気を使っちゃうし、若に会いに来ているんだから授与所にいさせてもらえればいいんだけどなと思ったりもしたけど、今ではもう慣れて、お母さんと出かけるのを楽しんでいる。
どこに行こうかって話をしていたら、お父さんがあそこがいいんじゃない?とひめゆりがきれいなところを提案して、それがいいわねってことになった。
「僕も行こうかな」
お父さんがそこに行きたかったらしい。
それを聞いて若が
「普通はせっかく遠くから来ているんだから二人でどこか行ってきなさいって言うのが親だよねぇ。それを自分も行ってこようかなって言うんだからうちの親は〜」
なんて茶々入れてた。
それを聞いてお父さん、これはいかんと思ったのかやっぱりいいと言いだしていたけど、いいよ行って来なよと若のお許しが出たので一緒に行くことになった。
お父さんとお母さんと私の3人でドライブ。
飛龍さんはそれでいいの?と若の妹は心配してたけど、私は結構それが楽しかったりする。
お父さん素敵なのよ〜。
お母さんとはだいぶ仲良くなってきたから、お父さんとももっといろいろ話せるようになりたいのね。
お父さん張り切ってて、早く行くぞってかんじで一人でさっさと車に乗って私とお母さんが来るのを待っているの。
車で30分くらいの山の奥、見晴らしのいい高台に行って、
のんびりお散歩しながら景色を楽しんだ。
お父さんは運動したかったらしく、ジャージ姿でちょこっと走ったりしてた。
その後、若が陶芸を習いに行っているところを見に行ってきました。
小さなプレハブの工房に、所狭しと作品が並んでた。
しばらく眺めたあと、お母さんはうちのママ用に湯飲みと小皿を買ってくれた。
お父さんは花瓶を部屋に置くんだと言って買っていました。
なかなか素敵なの。
白い上薬がきれいでかわいくて。
だいぶまけてもらったみたい。値札はついていなかったから本当はいくらするのかわからないけど、ずいぶん安かった。
さらに、これは失敗作なんですけどといって長方形の大きなお皿を2枚くれました。
失敗作って聞かなかったら全然わからないんだよ。
底面が平らにならなかったのがいけないらしいけど、そんなの全然わからないくらいなんだもん。
***
そういえば、一昨日の夜、お父さんは全然眠れなかったんだそう。
私たちの披露宴のことをあーでも無いこーでも無いと考えていたらちっとも眠れなかったんだって。
「もう、私の頭の中では披露宴は一通り終わったからもう君たちやらなくていいよ。」
なんて言ってた。
よっぽど思い入れがあるんだろうなぁ。
「若が同じ神社界にいるから、ゆくゆくは宮司になったりして、お世話になる可能性がある人たちだから、だからここでちゃんと義理を果たしておかないといけない、顔をつないでおかないといけないっていうのがあって、そんなにいっぱいになっちゃうんだろうね。」
と若に言ったら、
「いや、そういうことじゃないでしょ。神社界がどうとかいうことじゃないよ。これからお世話になる人たちっていうのは、披露宴とは関係なくお世話になるんだし、披露宴に呼んだからといって助けてくれるか、期待したことをしてくれるかって言ったらそうではないことの方が多いんだから、そういう関係は別のものだよ。それよりも、俺が長男だから、長男の結婚式でやらなきゃいけないこと、長男の結婚式が重要でそこで親の関係する人たちを呼ぶことに意義があるんだよ。それだけ思い入れがあるんでしょう。」
そういうものなのかなぁ
長男がどうとかいうのは都会じゃ全然ないからよくわからない感覚だなー。
私たちが普通に考えたら同じ神社界にいるから起きることだと思っちゃうけどね。
ちなみに、弟や妹の結婚式の時にはお父さんから数人要望があっただけであとはほとんど好きなようにやらせてたらしい。
***
帰りの飛行機から天の川が見えた。
ちょうど見える方の窓側席だったからばっちり見えました。
きれいだった。
蠍座もはっきり見えた。
さすがにこの角度じゃ織姫と彦星は見えなかったけど。
お昼ご飯、お父さんお母さん、妹夫婦、若と私がテーブルについたときお父さんが言った。
「これで次男のところがいたら家族全部だね。」
きゃー、はずかしい。
結婚するからでしょ?家族になっちゃうからでしょ?
なんか不思議な感じがした。
みょーにはずかしかった。
それと同時にちょっと幸せ、かな。
結婚してここに来たら、お父さんとお母さんと若と私の4人で生活することになるんだなと改めて思った。
妹夫婦はここから車で3時間くらいのところに住んでいるから
普段は一緒に暮らしているわけではない。
弟夫婦も関東に住んでいるから滅多に帰ってこない。
でも、お正月とかは全員集合しちゃったりするんだろうな。
だけど、神社だからお正月はてんてこ舞いの大忙しか。
家族団らんしてる場合じゃないのかもしれないね。
午後はどうしようかという話になって、お母さんが
「私、飛龍さんとどこか行ってこようかしら。」
実は、来るたびに私とお母さんとでよく出かけてる。
若は通常、土日は仕事だから私がヒマになるといけないと気を遣ってくれているのかな。
最初はお母さんと出かけると気を使っちゃうし、若に会いに来ているんだから授与所にいさせてもらえればいいんだけどなと思ったりもしたけど、今ではもう慣れて、お母さんと出かけるのを楽しんでいる。
どこに行こうかって話をしていたら、お父さんがあそこがいいんじゃない?とひめゆりがきれいなところを提案して、それがいいわねってことになった。
「僕も行こうかな」
お父さんがそこに行きたかったらしい。
それを聞いて若が
「普通はせっかく遠くから来ているんだから二人でどこか行ってきなさいって言うのが親だよねぇ。それを自分も行ってこようかなって言うんだからうちの親は〜」
なんて茶々入れてた。
それを聞いてお父さん、これはいかんと思ったのかやっぱりいいと言いだしていたけど、いいよ行って来なよと若のお許しが出たので一緒に行くことになった。
お父さんとお母さんと私の3人でドライブ。
飛龍さんはそれでいいの?と若の妹は心配してたけど、私は結構それが楽しかったりする。
お父さん素敵なのよ〜。
お母さんとはだいぶ仲良くなってきたから、お父さんとももっといろいろ話せるようになりたいのね。
お父さん張り切ってて、早く行くぞってかんじで一人でさっさと車に乗って私とお母さんが来るのを待っているの。
車で30分くらいの山の奥、見晴らしのいい高台に行って、
のんびりお散歩しながら景色を楽しんだ。
お父さんは運動したかったらしく、ジャージ姿でちょこっと走ったりしてた。
その後、若が陶芸を習いに行っているところを見に行ってきました。
小さなプレハブの工房に、所狭しと作品が並んでた。
しばらく眺めたあと、お母さんはうちのママ用に湯飲みと小皿を買ってくれた。
お父さんは花瓶を部屋に置くんだと言って買っていました。
なかなか素敵なの。
白い上薬がきれいでかわいくて。
だいぶまけてもらったみたい。値札はついていなかったから本当はいくらするのかわからないけど、ずいぶん安かった。
さらに、これは失敗作なんですけどといって長方形の大きなお皿を2枚くれました。
失敗作って聞かなかったら全然わからないんだよ。
底面が平らにならなかったのがいけないらしいけど、そんなの全然わからないくらいなんだもん。
***
そういえば、一昨日の夜、お父さんは全然眠れなかったんだそう。
私たちの披露宴のことをあーでも無いこーでも無いと考えていたらちっとも眠れなかったんだって。
「もう、私の頭の中では披露宴は一通り終わったからもう君たちやらなくていいよ。」
なんて言ってた。
よっぽど思い入れがあるんだろうなぁ。
「若が同じ神社界にいるから、ゆくゆくは宮司になったりして、お世話になる可能性がある人たちだから、だからここでちゃんと義理を果たしておかないといけない、顔をつないでおかないといけないっていうのがあって、そんなにいっぱいになっちゃうんだろうね。」
と若に言ったら、
「いや、そういうことじゃないでしょ。神社界がどうとかいうことじゃないよ。これからお世話になる人たちっていうのは、披露宴とは関係なくお世話になるんだし、披露宴に呼んだからといって助けてくれるか、期待したことをしてくれるかって言ったらそうではないことの方が多いんだから、そういう関係は別のものだよ。それよりも、俺が長男だから、長男の結婚式でやらなきゃいけないこと、長男の結婚式が重要でそこで親の関係する人たちを呼ぶことに意義があるんだよ。それだけ思い入れがあるんでしょう。」
そういうものなのかなぁ
長男がどうとかいうのは都会じゃ全然ないからよくわからない感覚だなー。
私たちが普通に考えたら同じ神社界にいるから起きることだと思っちゃうけどね。
ちなみに、弟や妹の結婚式の時にはお父さんから数人要望があっただけであとはほとんど好きなようにやらせてたらしい。
***
帰りの飛行機から天の川が見えた。
ちょうど見える方の窓側席だったからばっちり見えました。
きれいだった。
蠍座もはっきり見えた。
さすがにこの角度じゃ織姫と彦星は見えなかったけど。
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