ふと、幸せだと思った。
若はちゃんと私に向き合ってくれている。
ケンカをしても言いたいことを言っても、
きちんと相対してくれる。
ちゃんと仲直りしようとしてくれる。
ちゃんと見ていてくれる。
そして、悪いところはちゃんと指摘してくれる。
 
 
 
 
たまに話聞いてくれないけどね。
たまに話の途中で勝手な解釈して勝手に結論づけるけどね。
 
 
 

うん、幸せだね。
 
 
 
 
 
 
 
すごいおのろけ(^^ゞ

素直になろう

2002年7月24日
たわいもない話をする。

仲直りしたばかりの次の日はなんとなくぎこちない。
それでも仲いいフリしてたわいもない話。

別にこれが嫌なわけではない。
ぎこちないなーって感じているだけ。

電話の最後に、
「今日はあんまりちゃんと話しなかったね。」
「そう?」
「うん、だってさ、この間飛龍が言ってた、いろいろ話したいことの話しなかったじゃん。いろいろ話しないといけないからね」

ああ、話聞いてくれるんだ。
言いたいこと言ってケンカするだけで満足しちゃってた。
やっぱり言えないなって思ってた。
言えないって思ってることを伝えられただけで満足してた。

結婚式の話あんまり考えないことにしたし。
新居の話はまず若のお母さんにした方がいいと思うし。
あんまり若と二人でつめてしまってお母さんに話づらくなっても困るし。

でも、また煮詰まっても困るから、肩の力を抜いて話をしていこうと思う。
作戦とか有利な言い方とか考えないで自然体でいられるように。
 
夫婦のあり方ってどんなもんなんだろう。
一緒にいるようになっても、いっぱいケンカしそうだな。
恋人でいるよりも、結婚するって決まってからの方が
相手を思いやれるようになった気はする。
生活、だから。ずっと一緒にいないといけないから。
いい関係をキープする努力をしないといけないと思っているらしい。(いちおう)
 


・・・
 
 
 
できてないけどさ。
 
 
 
 
若とケンカして、でもすぐ仲直りして
思っていること全部ぶちまけて、ぶつけるけど、
いつだって愛してる。

ケンカしたいだけなんだよね。
ぶつかっていって、改善要求して、
なんだよー、コノヤローって言って。

でも、その中で本音がでてくるから、
わかっていなかったことがわかったりするから
けんかしたがる。

もちろん、いつもケンカを始めるときはそんなこと考えてないよ。
煮つまちゃってどうしようもなくなっちゃって、
それでケンカを仕掛けるけど、本気でケンカするけど、
どうしようもなく辛くなるけど、
言いたいこと、ばーって言えればそれですっきりしてしまう。

ケンカしかけられる方は大変だろうなぁ。
難儀な性格。
嫌になられないことを祈ろう。。。
いろいろ考えていたら煮詰まってしまった。
やらなきゃいけないこと、やりたいこと、やってもらえそうにないこと。
話をすることが出来なくて、
何か言うとわがままだといわれるから
何か言うと自分中心だって言われるから、
何か言うと全部俺が悪いって言いたいんだろうって言われるから、
私が悪いと言外に言われるから
何も言えなくなって、若に言うのではなく若のお母さんに言うべきとか作戦考えていたら、
結局一人で考えて、煮詰まってしまった。

理解してもらえないのが苦しい。
話して理解してもらいたいと思った。
でもいっぱいいっぱいになってしまったから、うまく話し出すことは出来なかった。

だってね、今日、新居のことについてとか、結婚式のことについてとか考えていたら、
わかってもらえないことが悲しくなってきてしまったんだもの。
やってもらえるかどうかわからない。
やらせてもらえるかどうかわからない。
受け入れてくれるかどうかわからない。
それが、とても悲しくなって、切なくなって、一人で持っていられなくなった。

結局、けんかしただけ。

 
 
この間、友達に会ったとき、結婚式が5月末から6月頭くらいだと言ったら、
そのころは忙しくて休めないから6月末じゃないとだめだと言われた。
そのこと、そう言ってたよー、6月末じゃないとだめだってーって、
私は完全に冗談のつもりで、軽い気持ちで言っていたのに、
それが私の意志だと勘違いしたらしい。
親にもそう言ってしまったと。

電話って怖いね。
私の言い方が悪かったんだろうけどさ。
そんなのあり得ないと思わなかったのかな。
たった一人の友達の都合で、若のご両親とも話し合って決めた日取りを変更するわけないのに。
私にしてみたら、普通に考えたらそうじゃんっておもう。
若にしてみたら、だめだってと言っている以上、それが私の意志だと受け取った。
「そう言う言い方をしていたんだ。」
「言い方に配慮がない。説明が足りない。」
「そういうことが多すぎる」
先回りして考えすぎ。
察しがいいんだろうけど、たまに勘違いなのよ。


いや、私の言い方が悪かったんだろうけどさ。
もうすぐ結婚する友達から結婚式までにやることリスト&スケジュールもらった。
すごいいっぱい書いてある。
思いつかなかったようなことも書いてあった。
まだまだ先のことだなんて思っていたけど、
このスケジュールを見ると、以外と早くからいろいろなことやらないといけないみたい。
そっかー。しっかりやらないとなぁ。

私たちの場合、それをやるのは場所はどっちかとか、
私と若のどちら側がやらないといけないことなのかとか、
整理しておかないと後であわてそうだ。
向こうに行ったときに一気にやらないといけないだろうから。

婚約指輪

2002年7月18日
婚約指輪の話しちゃった(^^)v
「若はどうするの?」
「どうしようかねぇ。いとこが宝石屋さんをやっているからそこから買わないといけないかなとは思っているんだけれども、飛龍は自分で選びたいの?」
「こういうのがいいなぁってのはあるけど、若が選んでくれたのでもいいよ」
「でも自分で選びたいんでしょ?」
「う、うーん。ま、どっちかと言えば選びたいかも(*^_^*)」
「でしょー。いくらぐらいするものなのかなぁ」
「さぁ〜。昔は給料の3か月分とか言ったみたいだけど、そんなの無理だからねぇ。今はそんなことないみたいだし。カタログとか見ていると10万〜40万くらいとかかなぁ」
「飛龍がどのくらいのを欲しがるかによると思っているんだけど」
「そんなのわかんないよ。私は、立て爪じゃなくて、プラチナで、シンプルなやつがいいってくらいで、いくらぐらいとかはわからないよ。」
「でも、ほんとはあるんでしょ?」
「いや、わからないよ。そりゃーいいやつもらえるならその方がいいけどさ、そんなところにお金かけていられないしね。他にもいろいろかかるんだから。だから、デザインは気になるけど、後は別にこだわらないよ」
「うーん。どうしようかねぇ。それって、来年くらいでもいいんでしょ?」
「え“、結納の時に渡すものじゃないの?結納の品の一つだよ。」
「え“、そうなの?うっそー。それは大変だ。どうしようかねぇ…」

い、いや、結納のあとでもいいのかもしれないけど…
でも来年じゃ、婚約指輪出来る期間が短くなるじゃんねー。
いやーん。私は早く欲しい。。。

でもね、一緒に見に行くことが出来る機会が少ないから、なかなか難しい。
いろいろと二人で見て決めないといけないことっていっぱいあると思うけど、
月に1回の往復じゃ出来ることが限られている。
 
 
 
結納返しはしなくていいんだって。
結納金は私の結婚式の衣装代とか嫁入り道具とかの支度金の足しにしてとのこと。
結納返ししなくていいなら楽だけど、若にも何かあげたいな。
婚約の記念に。
若はそんなのいいよって言う。
それよりも、何か必要な電化製品を買うとかした方がいいって。
えらいねぇ。
でも私は婚約指輪欲しい。
女の子のあこがれだもんねー。
なんかちょっと煮詰まってきているのを感じる。

新居のこと。
リフォームとかインテリアとか。

若が話を聞いてくれなかった前例があるから
言い出せない、相談できない、いいづらい。
それで自分の中で考えているんだけど、
どうなるかわからないのが落ち着かない。
相談できないのがもどかしい。
いろいろ、こうしたい、ああしたいって考えているけど、
若に話すと相談じゃなくなるからなぁ
結論を急がせられる気がしちゃう。

でも、自分の心が決まる前に話しないと
自分の意志曲げられなくなるからな。
悪い癖だ。
 
 
煮詰まってる。
言いたいのに言えない状態。

いかんなぁ。
煮詰まると余裕が無くなって話し合いにならなくなるからな。
早めに話しちゃおうかな。

こういうのって、作戦とか出来ないんだよねー
忍耐力がないから。
こまったもんだ。

ま、こうやって悩むことも楽しむことにしよう。
新しい生活のことなんだから。
 
 
 
 
先のことがわからないと不安になるらしい。
若のおじいちゃんおばあちゃんに評判がいいらしい。
うれしい。
最初にお父さんから紹介されたとき、近所の子が手伝いに来ているだけで、まさか若と結婚する人とは思わなかったから、
“こんないい人がそばにいるのに若はなんで結婚しないんだろう”
って思っていたらしい。
そしたら若と結婚するんだって聞いてびっくりしたんだって。

若は恐れている。
お父さんもお母さんも、おじいちゃんもおばあちゃんも、みんな私の味方になって、若の味方がいないんじゃないかって事態を。
 
 
 
それはありえないけどね。
いざとなったらやっぱり自分の血縁の味方するのよ。
今日は1日ママと一緒にいた。
披露宴のこと、結納のこと、新居のこと、いろいろ話した。

新居、どうするか。
今のままでは使いにくい。
お祭りやお正月にどの程度部屋を提供しないといけないのか、お母さんに聞いてみた方がいいとママは言う。
若に聞いてもわからないからね。
どの程度家をいじることが出来るだろう?
どの程度改装できるか、その費用はどこから出るのか。
神社の社務所であるが故、神社の費用になるのか、
そこに住む人間がやりたいことであるが故、そこに住む人の費用になるのか。
そういうこともわからない。

ママは
「お嫁さんを迎える方だから家はお婿さん側が用意するものじゃない?住めるように整えて迎えるものじゃないの?」
という。
でも、自分たちのことだから自分たちでやることじゃないのかとも思う。
やってくれとも言えないしねぇ。

「前に行ったときにどういう所だか見てくれば良かったね。」
ママは冬に若の町を訪れている。
あの時はまだ結婚とかいう話はでていなかった。
私が若に会いに行く番で、行くことになっていたので
ママの気分転換も兼ねて連れていってあげた。
その時は、若の実家には行ったけど、若が住んでいる方には行かなかった。
だから、どういう所だか知らない。

押入は使いにくいからクローゼットに作り替えてもらっちゃった方がいい。
洗濯機使えるようにしてもらった方がいい。
キッチンはシステムキッチンを入れてもらった方がいい。

いろいろ入れ知恵。

「結婚式までに1回くらいはママもあっちに行った方がいいね。」
「うん。何回か行かないといけないかなと思ってる。掃除しに行ったり、荷物片づけに行ったりしないといけないわね。」
ずいぶんとやる気ねぇ。
やっと、嫁入り支度について考えてくれるようになったのね。
いや、今までだって考えてはいたんだろうけどさ。

「披露宴の招待客みたいな外向けのことは若さんとお父さんに任せて置いて、あなたと向こうのお母さんで家のこととかを話したらいいんじゃない?若さんはそういう家の細かいことは考えられないんでしょ?」
そうなのよ。ちっともわかってくれない、考えてくれない。
思考回路が違うんだと思ってあきらめるけどさぁ。

そうしょっちゅうあっちに行かれるわけじゃないから、お母さんと相談するって言ってもなかなか話できないんだよね。
“若ちゃん&飛龍ちゃん夢のおうち”スクラップブックを作っていろいろカタログ集めて持っていった方がいいかしら?
それもちょっと怖い気もする。はりきりすぎ?


「いろいろと話を進めるためには結納は早い方がいいかもしれないね。」
ママが言い出した。
「もう、8割方決まった話なんだから、結納はいつでもいいわよね。今のままだとなんとなく結納まではいろいろなことを待ってしまう気がするから、向こうのご両親が言っていたように8月に結納でもいいかもしれないね。結婚式は遅くていいけど、5月ぐらいで。」
「ママがいいならいいんだけど。私は婚約指輪早く欲しいだけだから。」
「10月だと、なんとなくそれまで話進まないだろうし、結納が済んでいれば私もちょこちょこ行っていろいろ見てくることもできるからねぇ。」

かなりやる気。

でもたぶん、8月にはならないんじゃないかなぁ。
10月って一応決めたわけだし、今から準備して8月じゃちょっと慌ただしい気もするし。


「買わなきゃいけないものって何かしらねぇ。冷蔵庫、システムキッチン、ウォシュレット?嫁入り道具って何がいるのかしら?」
「別に嫁入り道具はいらないって向こうのお母さんは言ってたよ。あなたが必要なものだけ持ってきなさいって」
「そうなの?電気製品とか細々したものはどっちが用意するのかしらね?
妹さんの時はどうしたのかしら?その時用意したものを今度はうちが用意しないといけないでしょ?」
考えてみたら、ダイニングテーブルとか食器棚とかもいるんだね。

結構お金かかるなぁ。
結婚式にもいろいろかかりそうだし、新婚旅行も行かないといけないし。
いったいいくらかかるんだろう…

結婚披露パーティー

2002年7月13日
今日は友達の結婚式の2次会だった。
立食形式で疲れたけど、クイズやゲームや、プロフィール紹介とか、
出席者の気をそらせない構成で退屈しなかった。
なかなかうまかったね。

自分の時はどうしようかと考えながら見ていた。

うちに帰ってからママと話した。
「あなた達は東京で2次会するの?」
「わかんない。披露宴2回もするんだったら東京でやらなくてもいいかなって気もしてきた。だって大変じゃん?それにそんなに呼びたい人がいるわけでもないし。」
「そう?でも東京は東京でやるんじゃない?」
「うーん、どうしようかねぇ」
話は披露宴の招待客のことになった。
「遠いからあんまり呼べないわよねぇ。旅費を出さないといけないでしょ?
航空券が1万円で出来る期間(超割とかバーゲンフェアとか)だといいけどね。」
「でも、あのチケットだと便の変更が出来ないから送られた方が困るんじゃないの?」
「そうしたら、普通のチケットだったら6万円もかかっちゃうんでしょ?そんなの大変ねぇ。宿泊もあるんでしょ?こっちが負担することになるんでしょ?九州なんかだと大変ねぇ。」

なんかむかっとしちゃった。
九州だからいろいろ面倒だっていうことが見え隠れする。そんな遠いところに行くから大変なんだって言われている感じがした。
もう行くことが決まっているんだから、やることが決まっているんだら、その中で出来る範囲のことをするしかないじゃないかと思う。

「しょうがないじゃん。それだけ負担しないといけないのは。足らなきゃ足らないで人数減らすとかするしかないじゃん。いいじゃん、向こうのお父さんが披露宴費用出してくれるって言ってるんだから、大丈夫じゃん?」
「でも、女の人にかかった分は女の人の方が払うものでしょ?衣装代だって、招待客の分だって。」
「そうかもしれないけど、出来る範囲でやるしかないじゃん。」

うちのママにしても複雑なんだろうなとは思うけどさ。
九州なんて遠くに行かせたくないっていうのと、嫁入り支度を考えないといけないっていうのと両方なんだろうけど、でも、いい加減あきらめて欲しいなぁ。


招待客に送るのに、変更の出来ないチケットってありなのかな?
空港からの足を確保しないといけないから、みんな同じ便かせめて2つに別れてくらいで来てもらわないと困ることは確かだけど…

洗濯機問題

2002年7月12日
結婚したら住む予定の家。
ダイニングキッチンだからキッチンは結構広い。
壁挟んで隣はお風呂と洗面所。
お風呂はキッチンの勝手口が間にあるせいでL字型になってしまっている。
広いんだか狭いんだか、微妙な作りなのねこれが。
湯船は小さいの。だって、勝手口に面積取られてるから。
洗面所も長方形なのはいいんだけど、洗濯機を置くスペース、
どう考えても洗面所の入り口とお風呂の入り口を塞がないで洗濯機を置けそうにない。
たぶんね、昔の2漕式の洗濯機だったら薄いからまだ邪魔にならないのかもしれないけど、(それにしてもドアの半分は洗濯機になるんじゃないかなぁ。洗濯機すり抜けて洗面所に入って洗濯機すり抜けてお風呂入らないといけないの?)
今の全自動なんか入れたらたぶん人が洗面所に入れなくなるよ。
(それ以前に洗濯機がドアを通らない気もするけど…)

やっぱ、作りがおかしいよなぁ。
洗濯機が入るかどうか考えて設計されてるのかなぁ。

家族団らん

2002年7月9日
7月7日のことです。

お昼ご飯、お父さんお母さん、妹夫婦、若と私がテーブルについたときお父さんが言った。
「これで次男のところがいたら家族全部だね。」

きゃー、はずかしい。
結婚するからでしょ?家族になっちゃうからでしょ?
なんか不思議な感じがした。
みょーにはずかしかった。
それと同時にちょっと幸せ、かな。

結婚してここに来たら、お父さんとお母さんと若と私の4人で生活することになるんだなと改めて思った。
妹夫婦はここから車で3時間くらいのところに住んでいるから
普段は一緒に暮らしているわけではない。
弟夫婦も関東に住んでいるから滅多に帰ってこない。
でも、お正月とかは全員集合しちゃったりするんだろうな。
だけど、神社だからお正月はてんてこ舞いの大忙しか。
家族団らんしてる場合じゃないのかもしれないね。


午後はどうしようかという話になって、お母さんが
「私、飛龍さんとどこか行ってこようかしら。」

実は、来るたびに私とお母さんとでよく出かけてる。
若は通常、土日は仕事だから私がヒマになるといけないと気を遣ってくれているのかな。
最初はお母さんと出かけると気を使っちゃうし、若に会いに来ているんだから授与所にいさせてもらえればいいんだけどなと思ったりもしたけど、今ではもう慣れて、お母さんと出かけるのを楽しんでいる。

どこに行こうかって話をしていたら、お父さんがあそこがいいんじゃない?とひめゆりがきれいなところを提案して、それがいいわねってことになった。
「僕も行こうかな」
お父さんがそこに行きたかったらしい。
それを聞いて若が
「普通はせっかく遠くから来ているんだから二人でどこか行ってきなさいって言うのが親だよねぇ。それを自分も行ってこようかなって言うんだからうちの親は〜」
なんて茶々入れてた。
それを聞いてお父さん、これはいかんと思ったのかやっぱりいいと言いだしていたけど、いいよ行って来なよと若のお許しが出たので一緒に行くことになった。

お父さんとお母さんと私の3人でドライブ。

飛龍さんはそれでいいの?と若の妹は心配してたけど、私は結構それが楽しかったりする。
お父さん素敵なのよ〜。
お母さんとはだいぶ仲良くなってきたから、お父さんとももっといろいろ話せるようになりたいのね。

お父さん張り切ってて、早く行くぞってかんじで一人でさっさと車に乗って私とお母さんが来るのを待っているの。
車で30分くらいの山の奥、見晴らしのいい高台に行って、
のんびりお散歩しながら景色を楽しんだ。
お父さんは運動したかったらしく、ジャージ姿でちょこっと走ったりしてた。

その後、若が陶芸を習いに行っているところを見に行ってきました。
小さなプレハブの工房に、所狭しと作品が並んでた。
しばらく眺めたあと、お母さんはうちのママ用に湯飲みと小皿を買ってくれた。
お父さんは花瓶を部屋に置くんだと言って買っていました。
なかなか素敵なの。
白い上薬がきれいでかわいくて。
だいぶまけてもらったみたい。値札はついていなかったから本当はいくらするのかわからないけど、ずいぶん安かった。
さらに、これは失敗作なんですけどといって長方形の大きなお皿を2枚くれました。
失敗作って聞かなかったら全然わからないんだよ。
底面が平らにならなかったのがいけないらしいけど、そんなの全然わからないくらいなんだもん。

 ***

そういえば、一昨日の夜、お父さんは全然眠れなかったんだそう。
私たちの披露宴のことをあーでも無いこーでも無いと考えていたらちっとも眠れなかったんだって。
「もう、私の頭の中では披露宴は一通り終わったからもう君たちやらなくていいよ。」
なんて言ってた。
よっぽど思い入れがあるんだろうなぁ。

「若が同じ神社界にいるから、ゆくゆくは宮司になったりして、お世話になる可能性がある人たちだから、だからここでちゃんと義理を果たしておかないといけない、顔をつないでおかないといけないっていうのがあって、そんなにいっぱいになっちゃうんだろうね。」
と若に言ったら、
「いや、そういうことじゃないでしょ。神社界がどうとかいうことじゃないよ。これからお世話になる人たちっていうのは、披露宴とは関係なくお世話になるんだし、披露宴に呼んだからといって助けてくれるか、期待したことをしてくれるかって言ったらそうではないことの方が多いんだから、そういう関係は別のものだよ。それよりも、俺が長男だから、長男の結婚式でやらなきゃいけないこと、長男の結婚式が重要でそこで親の関係する人たちを呼ぶことに意義があるんだよ。それだけ思い入れがあるんでしょう。」

そういうものなのかなぁ
長男がどうとかいうのは都会じゃ全然ないからよくわからない感覚だなー。
私たちが普通に考えたら同じ神社界にいるから起きることだと思っちゃうけどね。

ちなみに、弟や妹の結婚式の時にはお父さんから数人要望があっただけであとはほとんど好きなようにやらせてたらしい。

 ***

帰りの飛行機から天の川が見えた。
ちょうど見える方の窓側席だったからばっちり見えました。
きれいだった。
蠍座もはっきり見えた。
さすがにこの角度じゃ織姫と彦星は見えなかったけど。

カミングアウト

2002年7月8日
7月6日のこと

今日は朝から巫女さんさせてもらった。
朝ご飯をいただいたあと、お母さんに聞いてみた。
「今日は、神社にいるのに巫女さんの格好をした方がいいのか、このままでいた方がいいのかどっちがいいですかね?」
「そうねぇ。どっちでもいいと思うけど、巫女さんの格好する?」
「なんとなく、見知らぬ人が私服で授与所の番をしているのは変かもしれない。それよりも、見知らぬ巫女さんがいる方がまだ自然じゃないですかね?今日はあんまり目立たないようにしてようと思って。」
なぜなら、今日はちょっとした会があって、若の家の親戚が何人か集まってくる予定だから。
お父さんが言ってる。
「今日は飛龍さんの披露もしないとね」
ぎょっ。披露されちゃうと?
いやーん。今日は目立たなくしてるんだもーん。

午前中は境内のお掃除。
昨日の雨が嘘のように上がった。
今朝方もすごい土砂降りだったけど。
雨のあとは小枝や葉っぱがたくさん落ちていて掃除が大変。
慣れない下駄を履いて裏参道の坂道を掃いていったらもう足がぱんぱん、腕もだるーくなっちゃった。
巫女さんのカッコしてお掃除してたら、
「すみませーん。写真撮らせてもらってもいいですか?」
お掃除しているところのモデルになっちゃった。
巫女さんは写真を撮られることが多いみたい。
前もおばちゃんに写真撮らせてって頼まれた。

お掃除終わって授与所にいるとお父さんが私を呼んだ。
ついていくとおじいちゃんとおばあちゃんに紹介された。
「私の先輩です」
「先輩?」
「ふふっ、私の父と母です。お父さん、こちら、飛龍さんです。」
「こんにちは。はじめまして。よろしくお願いします」
どきどきしちゃった。とりあえずご挨拶。
「新しい巫女さん?」

巫女のカッコしてたから。

「いやいや、ちがうんです。」
そしてお父さんは若を呼んだ。
「若、こっち来て紹介したら?」
そして若が来ました。
「こちら飛龍さん。今度結婚するの。」
「へー、そうなの。だれと?」
「いや、俺と。」
おじいちゃんとおばあちゃんはびっくり
「ああ、じゃ、東京の?私はまたここら辺の人が巫女さんのお手伝いに来てるのかと思いましたよ。」
「来年の春ぐらいに結婚することになるからよろしくね。おばあちゃん、高菜の漬け方教えてあげて。」
「よろしくおねがいします。あと、わさびの漬け物も教えてくださいね」
おばあちゃんはなんとなくうれしそう&びっくりしてた。
「お父さん、若の披露宴では挨拶してくださいね」
お父さんがおじいちゃんに言っていた。
おじいちゃんは人前で挨拶をするのが好きなんだそう。
絶対挨拶させろといつも言っているらしい。


すっかりカミングアウトしてしまった気分。
結婚するってこと、公のものになってきてしまった。
ちょっと不安、ちょっと居心地悪いような、恥ずかしいような、違和感。
二人の間だけで結婚したいねっていっているのとは全然違う感じがする。
結婚するってこういうことなんだな、世間と関わることなんだなって思っちゃった。


お昼過ぎからは親戚の人たちの宴会でお母さんのお手伝い。
宴会って言っても20人くらいなものだったけど、
若の妹の旦那さんの家族や、若の父方のおじいちゃんおばあちゃん、おじさんおばさんが集まった。
私はお吸い物運んだりお茶入れたりちょこちょこ動いてた。
その中で、お父さんがみんなに私を紹介した。
「あちらが今度、若と結婚することになった飛龍さんです」
「飛龍です。よろしくお願いいたします。」
正座して、手ついてお辞儀しました。

宴会の途中で若の叔母さんに言われた。
「お母さんがよく許したね。こんな遠くに来るの反対したでしょ?許してもらうの大変だったんじゃない?」
「そうですね。寂しがってはいますね」
そうなんです。うちのママはかなり寂しがっているんです。
遠いから本当は反対なんです。本当は実家から1時間圏内に嫁に行かせたかったみたいです。。。
そうは言えないけどね。


若の親戚にもだいぶ会った。
お父さん方はおじいちゃん、おばあちゃん、お父さんの弟と妹。
お母さん方はおじいちゃんとお母さんのお兄さんと妹一人には前に会ってる。
この家は親戚がみんな仲がいい。
ほとんどが同じ町内に住んでいるということもあるみたいだけど、いとこ達も仲がいいみたい。
おもしろいのは叔父さんは“くん”付け、叔母さんでも“ちゃん”付けで呼んでいること。
仲がいい秘訣かもしれない。
ところが、若の弟の子供には若はおじちゃんと呼ばれているらしい。
というか、若の弟がおじちゃんと呼ばせて面白がっているんだって。
ふふふ。


今日はなんだかぐったり疲れちゃった。
親戚の集まりで気を遣ったってのもあるけど、午前中の境内のお掃除がだいぶ体にこたえてるみたい。
でも、お皿やコップがだいぶ出ているから洗わなきゃってことで洗いましたよ。
だってね、私がこれ手伝わなかったらお母さんが全部やらなきゃいけなくなるじゃない。
それは大変だし、お母さんも疲れてるだろうし。
そう思ったらやってあげなくちゃなって思うわけ。
ひじょーに疲れた顔してたと思うけどね。

すっかり若奥さんぶり発揮しちゃったかな(^^)
裏方に徹していろいろお給仕したからね。
役に立てたかな。

<昨日の続き>

お父さんは披露宴2回やるということについて説得モードに入っていた。
若はあんまり乗り気じゃないみたいだった。
そんなにいろいろ広げてもしょうがないと思うって。でも、呼ぶ人の人選についてはお父さんの関係がいろいろあるだろうから基本的には任せるつもりでいたとのこと。

「私の関係がいろいろあるし、先のことはわからないけど、私のあとは若がこの神社の宮司になる、順当に行けばそういうことになるだろうから、お世話になる可能性が高い人たちがたくさんいる。そういうことをずっと考えてきているから、そのための準備もずっとしてきている。だから、私の関係で呼ぶ分についてはちゃんと私が費用なんか負担しますから心配しなくていいですよ。」
「え、おろおろ。そういうわけには…」
おろおろしている私の肩を若がばしっとたたいた。
「よかったね。これでもう安心だね」
そ、それは助かるけど、結婚資金なくってこの1年でなんとか貯めなきゃいけないとがんばりつつあって、でもあんまりたまらないと思っていたけど、でも、それでいいのか?
ある程度あてにはしていたけど、2回やると言うことになるとほとんどお任せになってしまうんじゃないだろうか…


「ところで、二人は仲人はどうしようと思っているのかな?」
お父さんが聞くんだけど、若はわかっている。
「とかいってきいてるけど、お父さんの頭の中ではもう候補がいるんでしょ?」
「うん。」
あは、やっぱり。
お父さんは、飛龍さんのところで誰かやってもらう必要があるということだったら昔風に2組仲人を立ててもいいと思うけどと断った上で、
「私としては、総代会長さんか○○先生にはお世話になっているから、そのどちらかにやってもらうのがいいと思っている。でも、披露宴を総代会長さんのところでやるということになれば、もうそれで充分だと思うから、その時は○○先生にお願いしたいと思う。」
うちは全然、誰にやってもらわなきゃというのもありませんし、候補もいませんから。。。
遠慮しないでちゃんと言ってね、なんて言われても、いないものはいないんですぅ。

そんな感じで話は進みました。
私は披露宴は別にこうしたいというのがあるわけでもないし、もう、若のご両親のやりたいようにやってもらえばいいと思っていたから問題はない。
ま、80人とか、せいぜい200人くらいなもんが普通なのかなと思っていたから、2回やるって案にはびっくりした。
でも、ドレスいっぱい着られていいかも(^^)

新婚旅行はどうするかという話になったとき、若が
「新婚旅行は俺の意見は通らないから、飛龍にまかせる」
「え?私なんにも考えてないよ、とりあえず。でも、ヨーロッパがいいかなぁ」
意見あるんじゃん(;^_^A アセアセ…
ま、今日そこまで考えなくてもいいだろうということで。
ただ、それも考えて式の日取りを決めないとねとお父さんが言うから、
「べつにすぐに行かなくてもいいですけどね」と言うと
「いや、こういうのはすぐに行っておいた方がいいよ。」
と言ってくれた。
やっぱりわかってるぅ〜。
よかった。もしかしたら休みが取れないかもしれないなんて若が言っていたから。

そんなこんなで結局12時過ぎまで話をしてしまった。
ケンカしてから2日間、話をしていなかった。
そして前日、“予定どおり来られそう?”
メールが入った。
この日は若は夜中まで飲み会が続く日だから、どちらにしても電話は出来ない。

予定どおりってどういう意味だろう?

とりあえず、返事を送る。
“8時頃つくからお迎えよろしく”

お互い、ケンカしたことは自分の中で克服。
話し合いはしなかった。
何事もなかったかのように…

そして、5日の夜、空港到着。
お迎えに来てもらう。
「久しぶり」
「久しぶり」
ちょっとぎこちなかったけど、お互い何もなかったかのように振る舞う。
「うちの親がさ、結納は8月って言ってるけど。」
「えっ?8月?」
「うん。やっぱ早すぎるかな?」
「うーん、結納自体はいつやってもいいとは思うけど、でも8月じゃ早いんじゃない?うちのママもびっくりしちゃうよ。」
「やっぱり?じゃ、いつぐらいかな」
「10月くらいでいいと思ってたよ。若のお父さんお母さんは早くやりたいんだねぇ」
「うん。そうみたい。」

前回、若がうちに来たときにうちの母に結婚のご挨拶をしているから、今回は若の両親にその報告とご挨拶の予定でいる。
その話をするなら今日のうちがいいねってことでいつもなら夕飯を食べてからかえるんだけど、今日はまっすぐ帰ることにした。
10時過ぎに若の実家に到着。
もう何回か遊びに来ているところだけど、今回ばかりはちょっぴり緊張を感じた。
改めてご挨拶するとなるとどきどきしちゃう。
若のお父さんとお母さんに迎えられ、最初はとりあえず世間話をしていたけど、なんとなく話もとぎれがち、私は私で若はいつ言い出すんだろうと緊張しているし、若は何も言わないし、お父さんとお母さんも結婚の話になるってわかっているから、なんとなく待ってる風?
そして、何度目かに会話がとぎれたときに若のお母さんが切り出した。
「この間は若がおじゃましてお母さんにお許しをいただいたそうでありがとうございました。」
え?ふふっ。若が切り出すんじゃないの?お母さんも待ちきれなかったのかしら?
若は「よかったね。本題を切り出してくれて」なんて言ってる。
とりあえず、「よろしくお願いします」とだけは言っておいた。
ま、さ、5月の頭に結婚の意思確認はされているからこちらのご両親はもうある程度済んでいるものという感じなのかもしれない。

そして、若がお母さんに言った。
「やっぱり8月に結納は早すぎるってよ」
「そうなの?私たちは早い方がいいかなと思ったのよ。」
若のお父さんも
「こういうのは早くしないと飛龍さんのお宅にも失礼かなと思ったんですよ」
「そうするといつ頃にしましょうかね」と言いながらお母さんはカレンダーを取りに行った。

あらあら、そんな具体的な話まで…
「8月の終わり?9月か…10月位かしら…」
カレンダーを見ながら考えている。
私は、そんなに早く結納して結婚式まで時間がだいぶ空いちゃうんじゃないかしらと思って、
「結婚式はいつ頃を考えていますか?」
「3月くらいがいいんじゃないかな、2月とかでもいいし。」
だから8月に結納って言っていたのね。やっぱり…
「でも、飛龍さん会社を辞める都合もあるでしょうし。会社はいつ頃まで続けるつもりでいますか?」
「私は、やっぱり、3月末までは続けた方がいいかなと思っているんです。」
「そうですか。ま、3月に結婚式だけはしてその後会社を辞めるっていうことでもいいしね」
と言うお父さんの言葉に、私はそれでも別にいいなと思ったけど、若はびっくりしてた。
「なんで?それはおかしいでしょ。結婚式してから会社続けて、こっちに来るまで時間が空くの?別にそんな必要ないじゃん。それに、飛龍のお母さん的には遅い方がいいんでしょ?」
「うーん、まあ、そうだねぇ」
「だとすると、4月はお祭りもあって神社が忙しいから5月かしらねぇ。5月の末から6月の頭くらいがいいのかしら」
お母さんはカレンダーを見ながら今年の傾向と来年はどうなるかを考えながら言った。
でもちょっと残念そう。
「そうするとまだあと1年も先になっちゃうわねぇ」
「私も、準備とかするためにも、仕事に行かなくなってから1か月ぐらいあった方がいいかなとは思うんですよね。」
「じゃ、やっぱりそうすると5月末か6月ぐらいかしらね」
お父さんも、
「今日、日にちまで決める必要はないんだから、そのくらいで余裕がありそうなくらいに決めればいいんじゃないかな。」
ということで、結婚式は5月か6月くらいということになった。
「でも、そうすると8月に急いで結納しなくてもいいわねぇ」
とお母さん。
そうそう。私が言いたかったのはそこなのよん。
そして、11月になると七五三で忙しくなるから10月の秋祭が終わったあとくらいで予定が合う日に結納をすることになりました。

そこで、お父さんが語り始めた。
「披露宴なんだけれども、いろいろと招待する人を考えていくと、結構な人数になるので、この町内ではそんなに収容できる会場がないんだよ。それに、総代会長さんの家が旅館をやっていて、結婚式場も経営しているからそこを使ってあげて欲しいという気持ちがある。私はかなりお世話になっているから、そういうところで恩返しを少しでも出来ればと思っているんですよ。」
そして、いかにお世話になったかを話してくれた。
「ただね、あそこは会場がそんなに広くないから、入らないということだと別のところにするしかないんだけど、それでもそんなに大きい会場はないからね。だから、2回披露宴を開くということも考えておいて欲しいんだ。」
「できればね、町内だけでもいろいろな関係があるから、町内の人をメインに呼ぶ披露宴を町内の総代会長さんのところで1回やって、もう1回は神社界関係者をメインに、そっちの方もいっぱい呼ばないといけない人がいるから、それを県の神社庁関係の会場でやるのがいいんじゃないかと思っているんだよ。」
「それは、やっぱり九州の人が多いんですか?」
東京で1回やることにすればいいんじゃないのかなと思ったから聞いてみた。
「うん。やっぱり九州の人が多いね。それに、どうせやるなら他の県にお金を落とすことはないと思うし、県の神社庁の会場の方も今はだいぶ不景気になっているから少しでも助けになればという気持ちもある。」
うっそー、2回も?
びっくりした。九州で披露宴して東京でパーティーって必要はあるかなと思っていたけど、九州だけで2回もやるとは…
お父さんは本気。ずいぶんと具体的に考えているみたい。
お父さんは若が小学生の時から結婚するときにはどうしようかと考えていたらしい。そして、さらに若が年頃になってからはあちこちの披露宴に呼ばれるたびに、うちの時はこういう人も呼ばないといけないとか、こういう関係者も呼ぶんだなとか考えていたんだそう。

(つづく)

行ってきます。

2002年7月5日
今日から行きます。
若の元へ
九州へ
1か月ぶりの再会です。

ケンカしてから話していない。
電話していない。

いつもだったら一人で考えている状況が耐えられなくて、
話し合って解決しようとして、すぐに電話してたけど、
今回は週末に会いに行く予定があったから
我慢した。
ゆっくり考えたかったから。(考えなかったけど)
時間をおきたかったから。

今回のはどっちも悪くないんだと思うんだ。
考え方の違い、捉え方の違い。

時間おけてよかったんじゃないかな。
だいぶ落ち着いた。
こういうのって根気がいることなんだね。

会ってもあんまり深刻な話しないけど、
少しずつ話していかないといけないね。
私ばかりが早く進めようとしてもダメだね。

がんばろう。

なんにも考えられない。
考えたくない。

自分の思っていること説明するの、面倒。
うまく説明できないし、論点をすり替えるって言われるし。

わがままとか自分勝手とか言われるの嫌なの。
トラウマ?
前の彼にさんざん言われ続けて最終的に振られた。
わがまま、自分勝手、自分のことしか考えていない、俺は父親じゃないんだ、なんでそんな基本的なことまでしつけないといけないんだ、考え方が幼稚・・・
価値観全部否定されて自分を失くしていた私を再構築してくれたのは若だった。

でも、結局何も変わっていないのか、同じ事を言われている。


心は考えることを拒否している。
分かり合うためにとことん話し合うことすら。
つらい。
気持ちが辛い。
イライラする。
説明できるほど、私の中でまとまっていないから、なおさら落ち着かない。

ここのところ若が暗かったのは私のせいだったそうだ。
私が結婚後の生活のこといろいろ言うから。
それを全部何とかしないといけないのかと思って
若の中に重くのしかかっていたのだそうだ。
私が言うことは“私の希望、夢”ではなくて“要求”なんだそうだ。
そして、飛龍のやりたいことばかりが並べ立てられている。
飛龍の言っていることはそのうちそういうことにすることになってしまう、そういう方向に持っていかれる、そうせざるを得ないようにされる。
結婚を決めたこと自体について言ってる気がした。
たぶん違うと言うだろうけど、
私の希望どおりに進んでいくこと。
私の望んだ方向にいつの間にか行くことになっていること。その方向に持っていかれること。
若は結婚の話自体、そういう経緯で決めざるをえなくなったと思っていると。
よく、冗談まじりに言う。
「飛龍にやられた。飛龍に操られたんだよ。いつの間にか結婚したいような、そうしなくちゃいけないような気持ちになっていた」

私は今のうちから新生活のこと新居のこと、
ちゃんと話し合って決めておく必要があると思う。
私が行く前に。
行ってからおいおいやるというのでは、新生活のスタートがなし崩しになる。
なし崩しに今のままで不便ながらも何とかやっていくなんて、
出来ることと出来ないこととある。
いろいろ、並べた上で、これは出来る、これは出来ない、
これをやりたいからこれは我慢するとか、優先順位をつけたり二人の間で折り合いをつけたりするんじゃないんだろうか。
希望は希望であって、それを全部何とかしてくれなんて言ってないのに。
いろいろな希望を、夢を描いて、その中で現実に何ができるか取捨選択していくんじゃないんだろうか。
結婚式の話進める前に生活の話したほうがいいんじゃないかと言う。
何が望みなのか、どうしたいのかと問う。
ちがう。結婚式の話と新居の話、新生活の話平行で進めていかなきゃいけないこと。
そのうちすぐに結婚式の話だけで精一杯になってしまうから、今のうちに生活のこと考えておかないといけないと思う。
若は、そんなことどうなるかわからないんだから来てから考えればいい、その時、その時でいい方法を考えればいいと言う。
たしかに、どうなるかわからないけど、でも、今のうちにちゃんと話し合っておくべきことじゃないのかな。お互いの意思を確認しておく必要があるんじゃないかな。

給料のこと、手当のこと、細かく聞いたのがいやだったみたい。
なんでそこまで踏み込んでくるのかと。なんで今のうちからそこまで聞くのかと。
結婚するから。収入がいくらあるかわからない人に生活任せられないというのは理由にはならない?
そもそも、最初に自分のおこずかい勝手に決めたのは若。
だから私は手当のこと、細かく聞いた。
「基本給は家に入れる、それ以外にもらう手当は自分が使う。」と宣言したことを言ったら、
「そうは言っていない。もし言ってたとしたらそれは撤回する。」
撤回しちゃうんだ。それが元なのに。


希望を言うとわがままと言われる。
私のやりたいことばかり主張すると言われる。
自分勝手と言われる。
私が動かしたと言われるのは嫌。
そんなことばっかりいつまでも言われ続けるのか?
結婚の意志はなかったのにそういうことにされたと言われるの、嫌。
そんなことで結婚決めないで欲しい。

会社いつ辞める?

2002年6月30日
来週末、若に会いに行く。
また、この1か月が長かったなぁ。
そして、あとの1週間も長い気がする。
あと1週間で会える気がしないっていうか、
会えるのまだまだ先のような気がする。
変なの〜。

ここ最近若が元気ないから、そばにいられたらいいのにってもどかしく思っていた。
そばにいたらちがうんじゃないかと。
実際、近くにいたら、離れてる方が良かったとか思うのかな?
所詮、ないものねだりだとは思うけどね。


来週、
若のおうちに行ったときには、若のご両親に正式に結婚のご挨拶する。
もうすでに、若のご両親から若のいないところで意思確認されちゃってるから、
一応、形だけということになるのかな。
でも、ちゃんとご挨拶はしていないから、
今回が正式なものになる。
そう考えるときんちょー(O.O;)(o,o;)
たぶん、結納や結婚式の時期とか具体的な話をすることになるだろうね。


うちのママの意向を聞いておくことにした。
「今度若のところ行ったときにはたぶん具体的な話になると思うんだよね。」
「そうねぇ。そんなの急がなくていいんじゃない?来年くらいで・・・」

まだそんなこと言ってるんかい(^^ゞ

「まあ、でも、結納は秋ぐらいにして、結婚式は春にすればいいんじゃない?でも、春に会社辞めると夏のボーナスもらえないのねぇ。もったいないわねぇ」

え?(^^ゞ
夏のボーナス?
「3月のボーナスもらって辞めるんだからちょうどいいんじゃないの?」

「そう?夏もらった方がいいじゃない。」

いや、そんな。。。
そういうもんでもないんじゃ・・・
私としては3月末か遅くとも4月末には会社を辞めるつもりでいる。
式はその後になるのかな。
行ったり来たりするのも大変だし、式のあと嫁がいないのが問題だったわけだし。
(以前は入籍したあと1年間は神職の学校に通おうとしてたから(バックナンバー参照←たぶん4月くらいかな))

結納は結納式自体は家でやって、その後どこかにお食事会という形でもいいんじゃない?
とママは言っていた。
でも、うち床の間ってないんだけどな。
どこに飾ったりするんだろう?


若のご両親に聞かないといけないことのリスト作っておいた方がいいかもなぁ。

気になる・・・

2002年6月28日
元気のない若。
どうしたんだろう?どうしてなんでしょう?
いつもは酔っぱらって帰ってきたときは上機嫌なのに。
ちっともテンション上がらない。

気になる。。。

気になるから、一方的にいろいろな話をする。
気分を変えてもらうために。

今日ね、○○に行って来たの。
今日ね、ランチは新しく見つけたお店に行って来たの。
この間行ったパスタやさんのコーヒーがおいしかったの。
今日ね、こういうこと考えたの。

・・・

”今日ね”って言い過ぎ?逆に?


ま、そういう日もあるでしょう。
お疲れなのかもしれないし、
私の話がつまらないのかもしれないし、
何か考え事をしているのかもしれないし、
ほっておくしかないか。


とりあえず、また明日。
早く元気になって。

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